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Dunlop
1.12update
JIM Dunlopはアメリカの老舗エフェクターメーカーで、僕の若い頃はまだドルのレートが360円とかだったので今の3倍以上の値段がして死ぬまで買えないだろうと思ってましたが、日本国民みんなの頑張りでようやく買える時代が来ました(笑)。僕はそこはかとなく漂ってくる異国の香りが好きです。日本では代理店としてモーリスギターでも有名なモリダイラが扱っているので後々の事も安心です。

FuzzFace(ゲルマニウムトランジスタ使用) ギターのボリュームをこまめに調整して歪み量を調整するようにすると巧く行きます。かの、エリックジョンソンもこれを使って恐ろしく繊細な音を出しているので、要は使い方次第と思います。ゲルマニウムトランジスタという古い部品を使っていて、温まってくると高域が無くなって来るので注意が必要です。ライブの最初から使っていると後半くらいからトレブルが減ってきます(笑)今はもう怖いので本番では使いません。

FuzzFace(シリコントランジスタ使用) これらはファズと呼ばれる真空管アンプでの歪を模したエフェクターですが、ギター側のボリュームコントロールにより繊細にも爆発的にもなる通好みのエフェクターかと思います。これはその中でもジミヘンドリックスが後期に使用していたと云われる物の復刻版で、中身はシリコントランジスタが採用されています。前項のゲルマニウムトランジスタ使用に比べると温度変化にも強く扱いやすいと思います。ま、一家に一台あったほうが良いエフェクターです。

GCB-95 CRY BABY これはワウと言う、ギターの音色をワウワウ言わせるエフェクトです。主にブードゥーチャイルで使用したり、半踏み状態にして甘い音色のギターソロを弾く時に使います。僕には欠かせないエフェクトです。トゥルーバイパスに改造しないと生音は腐ります。

Uni-Vibe これは「ユニバイブ」というもので、「フェイザー」でも「コーラス」でも無い不思議な効果を出す空間系エフェクターです。大元は日本のシンエイと言うメーカー製で、1960年代にジミヘンが使って有名になり、現在は色んなメーカーからも出ている人気の有る物です。しかし残念な事に主要な部品として使われているで”フォトカプラ”というものの材料の”カドミウム”が2013年末以降公害の関係で使用禁止になっており、何とも不名誉な(笑)状態ですが、まったく同じものは新規では出来ないのでいかんともしがたい状態です。現在ユニバイブという名称はJim Dunlopが商標を持っているようです。

MXR phase 100 これはフェイザーという、音をシュワシュワさせるエフェクトです。バラード曲などで使ったり、カッティングに色を付けたりします。また歪ませ系と併せ、風の様な音を出したりも出来ます。シュワシュワする波のスピードと、波の雰囲気が変えられます。最近これにぞっこんで、クリアな音でシュワシュワ弾く時間がずーっと増えました。

MXR phase 90 これも同じくフェイザーで、バンヘイレン等もこの機種の改造版を使っているようです。これはシュワシュワのスピードの調整だけしか出来ませんが絶妙なバランスでチューニングされており、これで充分な場合が多いです。

MXR distortion +これも歪ませ系の一つで、古典的な『ディストーション』と言われるエフェクトです。初期の1959等の歪みにくいビンテージマーシャルに使用するとJCM800に近い音色になり、上手くできています。忘れられているかも知れませんがやっぱり元祖ディストーションは名機です。

MXR dynacomp これぞコンプという音色のエフェクトです。音の粒立ちを揃えて均一化するものです。本来は地味なはずですがこれは物凄い掛かります。裏技としては、レベルを合わせてマイクに掛けると真空管コンプのような音になってくれます。

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